若芽が芽吹く準備をしていきたい(8/23)
 本日(23日)、無事に息子の骨髄移植が終わりました。

 午前中にドナーの方から採取された骨髄液を、医師が取りにいってくださり、2時過ぎに病院に到着、いろいろな処理をした後、3時半ごろから、移植が始まり、6時間後の9時半に終わりました。

 到着したパックに入った骨髄液は、私の想像とは違い血液そのものでした。(透明だと思っていたので)そして、それを見た瞬間、涙が出そうでした。
 ドナーの方は、今ベットの上で、麻酔からさめて採取した後が痛んでいないかな・・・・息子のためにいたい思いをしてくださった方がいるということに、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。
 真っ赤な液が息子の体に流れ始め、移植とは、ただ液体を入れるだけではなくて、ドナーの方の善意も一緒にいただくんだと、改めて感じました。
 移植は順調に進み、途中で、何か食べたいといって、カステラを一切れ食べました。下痢をしているので、心配でしたが、おなかがすいたというので、終了後は、おうどんを少し食べました。先生がびっくりされていました。

 16日から4日間、抗がん剤の点滴中は、吐き気があり、食欲もなかったのですが、点滴が終わったら、少し食べられるようになっていました。
 でも、これから、熱が出たり、口内炎ができたり、下痢がひどくなることが予想されるので、また食べられなくなりますよね。

 これから、まだまだ何度か大変な状況に見舞われると思いますが、がんばって乗り越えてほしいと思います。そして、家族も支えていこうと思います。

 ひとつひとつクリアーしながら、春を待つ草木のように、冬の寒さに耐え、若芽が芽吹く準備をしていきたいと思います。
 春が来る日を、待ちわびながら。

Aさんから