子どもたちに伝えてください(3/26) Rさんからの手紙
 岡山県倉敷市にあるショッピングセンターで高知大学・土佐中・土佐高校よりという「骨髄バンク8万人登録運動」のチラシを頂き,その時にわたして頂いた方に「お話だけでも聞いてください」と懸命に言われたにもかかわらず「すいません」と伝えチラシのみを頂いて帰ってしまいました。
 帰りの車内でチラシを頂いた方の顔を思い出し,カバンの中のチラシを拝見させて頂きました。あの時なぜ立ち止まって話を聞かなかったのだろうと本当に胸が痛くなりました。私は子宮に腫瘍があり,去年の8月に見つかってから半年に一度悪性のものか検査をしているため,ドナー登録をするとができません。本当に残念です。
 チラシの最後の戸田さんのメッセージ,涙が止まりませんでした。私は子宮の病気になってから,「将来子どもが授かれるか分からないかもしれない。」と思い,今も不安でいっぱいです。でもメッセージの中の『今をしっかり生きるということを,教師になって子どもたちに伝えたい。だから,ぼくは生きたい!どうしても生きたい!』本当に勇気づけられました。絶対に生きて子どもたちに伝えてください。私に将来子どもを生むことができたら,戸田さんのような先生に見て頂きたいです。私はこんなことでしか支援することができませんが2つも年下の方がこんなに頑張っていると知り,幸せな気持ちになりました。チラシを配布してくれてありがとう。頑張ってください。
Rより